クリーンブースを設置することのメリットとは?

クリーンルームの清浄度クリーンブースについて

クリーンルームの清浄度クリーンブースについて 空気中にはたくさんのゴミや細菌が浮遊しています。
普段の生活では気になりませんが、半導体や医療品、化粧品、食品などの製造現場では、品質や生産性に悪影響があるため、クリールームやクリーンブースといった設備を導入して、空気清浄度をよくしています。
空気清浄度をよくした空間を作り上げても維持管理が重要となり、ゴミを持ち込まない、出さない、清掃するといったことを基準にその中で働く人に対してルールがあります。
例えば、クリーンウェアといった専用のものに着替えたり、エアーシャワーで入室前にゴミを落としたり、クリーンノートやクリーンペーパーといった発塵しにくい専用のものを使用するといったものです。
えんぴつやシャープペンシルを持ち込むなどは禁止事項です。
その他にもルールについてはまだたくさんあります。
そのため、クリーンブースは通常の部屋にポツンと設置するより、クリーンルーム内で特に清浄度を気にするというところに設置する方が、一般的ですし能力も十分発揮できます。

ククリーンルームやクリーンブースで重要となる清浄度とは

一般的に空気中の目に見えないゴミや細菌を問題とし、空気清浄度をよくした環境をクリーンルームといいます。
その中でもさらに清浄度を上げたいところにはクリーンブースを設置します。
クリーンルームは、部屋全体の設備であり、クリーンブースは、それを小型化した装置ということになります。
どちらも仕様として空気清浄度というものがあり、0.1ミクロン~5ミクロンのゴミを大きさで分けて、1立方フィートあたりにどれだけあるかでクラス分けされています。
クラスは、数値が小さいほど空気清浄度のよいこととなり、きれいな環境ということになります。
しかし、その清浄度を維持することが重要で、設備や装置は老朽化しますのでメンテナンスが必要ですし、その中で働いている人が、ゴミの持ち込みや発塵に注意して、常に清掃するといったことをしなければなりません。
さらに清浄度の維持のために、センサーや測定器でモニターして、異常があれば対応するといった管理も必要です。

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2022/4/21 更新