クリーンブースを設置することのメリットとは?

クリーンブースを活用する場合ダクトの位置が鍵

クリーンブースを活用する場合ダクトの位置が鍵 クリーンブースを設置する場合、その換気の仕方が課題となることも多いです。
それについても通常のクリーンルームで採用されている方法をそのまま活用できるのが原則となります。
ただクリーンブースは簡易型で局所の小規模タイプであるため、大規模の換気システムを導入されることは少ないのが実態であります。
それでもダクトを用いた方法が採用され、ダクトとは清浄化された空気を流入させたり、排気を回収したりする上での通気口・配管のことで、ブース設置の要になる存在です。
実際の運用では空気清浄機とブース内を繋ぐ役目を持っています。
そのメリットとしてはブース内の空気清浄機などの機械を設置するスペースの確保が必要とならず、広々として使用することが可能となります。
なおダクトはその設置位置が鍵を握ることとなり、例えば天井から流入されるタイプが最も多いです。
ただ用途によっては、清浄効果をより良くしたい場合には、クリーンブースの壁の横から吹きかける方法を採用されるケースもあります。
クリーンブース内では空気の流れが重視されるので、用途によりダクトの位置を変えるのも適切な運用となります。

クリーンブースでのエアコン利用について

清浄な環境を保つ必要がある時に使うのが、クリーンブースです。
ですから、クリーンブースでは後付けのエアコンをつけることは性能上良くないと言われています。
設置時に、エアコンをつける場合はその旨を考えて設置する必要がります。
クリーンブースでは、風によって舞い上がる埃なども考える必要のあるものです。
ですから、どれだけ清浄なレベルを求めるかによって空調もかなり設置方法が違って来ます。
一般的な空調とは違い、一箇所だけの吹き出しと言う事は基本的にありません。
中には、あまり高レベルな正常性を求めない物の場合は一箇所だけの吹き出しになる場合もあります。
それ以外のエアコン設置には、かなりの必要が必要となってきますので予算目一杯のクリーンブースを決めるとエアコンの設置費用が、大幅に足が出る事があります。
必ず、全ての設備の総額を考えてから検討するのが良いでしょう。
物によっては、既存の天井や壁を利用する商品もありますので詳しくは設置業者に相談するのが良いでしょう。

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2022/4/21 更新